書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』で紹介してます特性の解説手引きに関連の『自閉症特性かるた』を自閉症啓発と支援者の特性理解を目的として公開しました。
本日の『自閉症特性かるた』は・・・
手取り足取り教えるまえに見える形で伝えてほしい
自閉症の人は、複雑でわかりにくい情報では混乱することがあります。
『手取り足取り』たくさん関わりの中で教えることは、情報が複雑で、何に注目していいかわからなくなります。
また、言語指示は不安定で部分しか残らなかったり、指示全体を整理することが困難な場合があります。
適切で最小限の手がかり(言語指示、ジェスチャー、モデル、手添えなど)で教えることが大切です。
必要によっては、自閉症の人が注目しやすく、整理しやすい視覚的な情報で伝えることが重要になります。
●関連のある特性
● POINT
- 最小限の手がかりで教える
- 見える形で教える
- 自立を目指して手がかりを少なくする
● アセスメント
- 見通しを伝える情報は何か?
- 教える時の手がかりは?
- 工程ごとの自立度の確認
- 手がかりは必要か?
- 自立してできるか?
● 主に活用するワークシート
- 情報理解・基本スキルアセスメントシート
- 活動・課題は自立課題アセスメントシート
- 自立度は、自立度チェックシート
【教育・支援の方向性】
- 適切な情報量で伝える
- 本人の特性や理解の仕方にあわせた手がかりで教える
- 本人にあわせた視覚的なタイプで伝える
- 最小限の手がかりで教える
※詳細・支援計画は、書籍の中の自閉症特性解説の手引きをご覧ください
※自閉症特性解説の手引きはパート1『フレームワークワークを活用した自閉症支援』に掲載されています(114~117頁)。
※また、パート2『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では新しいバージョンが掲載されています(138~145頁) 。
※啓発デーでの自閉症特性カードを活用いただくと嬉しいです(書籍、ホームページ、FacebookページQRコードの紹介もお願いします)。写真つきの報告もお待ちしています。地域での非営利な啓発活動では事前確認は必要ありません。
(自閉症特性かるた)監修・文 水野敦之 絵:宗貞由貴子
●関連のリンクです
●改訂版 「気づき」と「できる」から始める フレームワークを活用した自閉症支援
●Amazon購入はこちら
著者: 水野敦之
出版社: エンパワメント研究所
ISBNコード: 9784907576325
価格: 1,980円
発売日: 2025年06月01日
★誰でも同じ一貫した視点で自閉症支援をはじめ、継続するためのフレームワーク集!
「自閉症の人に対する支援者たちが共通した考え方に基づいて関われるためにはどうしたらよいのだろうか?」「自閉症の人に対する支援者が交代した 際にも、継続した支援が保障されるためにはどんな方法があるのだろうか?」フレームワークはこんな疑問から開発されました。
●『フレームワークを活用した自閉症支援2 生活デザインとしての個別支援ガイドブック CD-ROM 付~』
●Amazon購入はこちら
著者: 水野敦之
出版社: エンパワメント研究所
ISBNコード : 978-4-907576-36-3
価格: 1,980円
発売日: 2015年05月27日
★すぐに使えるワークシート集 CD-ROM 付
本人の特性にあ わせた支援計画と、本人がより豊かな生活を目指すための課題をどの ように 設定し たらよいかについて実際の事例に踏まえながら紹介しています。
★セット特価★ 「フレームワークを活用した自閉症支援」シリーズ2冊セット定価 定価 3,960円 → セット価格 3,168円/エンパワメント研究所