※「自閉症特性かるた」を使った研修は、書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』の氷山モデルシートや特性シートの活用を進める目的で作成しています。ご理解をお願いします。この「自閉症特性かるた」を使った研修は、個人、事業所の研修又は非営利の地域研修等に限ります。営利目的のセミナー、商品等に関してはご遠慮ください。
今回は大判カルタの作成とその他の準備、研修の進め方をお伝えします。写真は以前、広島の呉すぎなの会で実施したようです。
●研修の目的
この研修の一番の目的は、自閉症の特性について考える機会にしてほしいことです。一応、ガイドラインとしての解答例もありますが、正解をだすことよりも、「あるある」とグループ内や会場で自閉症について話す機会にしてください。
●準備
- 読み上げ用文字カード(PDF)又は大判文字カードデータ(プロジェクター用としても使えます)
- 大判自閉症特性カルタ・絵カード ・(裏面:氷山モデルシート) 研修会場に広げて置いておく
- 付箋紙(2cm×10cm程度)
- 書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』 又は 『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』(※必須。最低、グループに1つは準備してください)
- 解答資料としての氷山モデル解説資料(演習終了後配布)
●大判「自閉症特性かるた」の作り方
- 100円ショップのB4~A3のカラーボードを準備
- 絵カード面と氷山モデル面をB4~A3の大きさに印刷
- カラーボードに同じサイズに印刷した絵カード面と氷山モデル面を印刷した紙を両面テープなどで貼る
ステップ1:簡単に特性の説明+抽出した「自閉症特性かるた」を公開
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』(114~117ページ)又は『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』(138~145ページ)の【自閉症・発達障害特性解説の手引き】で特性を確認してください。特性の説明、その様子、支援の方向性など。
20分程度の時間を提示して、各自で読み上げたり、事前に予習する形でもOKですね。パソコンからプロジェクターに今回使う「自閉症特性かるた」を観覧いただきます(詳しい説明入りません)。
ステップ2:各グループで自己紹介、「かるた」取りをする人を決める
各自の自己紹介を行ったあと、読み上げた「自閉症特性かるた」を取る役割を決めます。グループで第3希望ぐらい選ぶ「自閉症特性かるた」を決めておくと良いですね。
ステップ3:グループで1つの「かるた」を選ぶ
プロジェクターで文字カルタを見せながら読み上げます。カルタ取りの役割の方が絵カードを1つ選んで持ってくる(早いもの順、先にとったグループのカードになります)。
ステップ4:選んだ「かるた」を使って「あるある」の内容でディスカッション
選んだカードの内容を再度確認してグループで少し日頃経験する同じような場面について、楽しく出し合ってください(関連の「あるある話」をしてください)。
ステップ5:裏面の氷山モデルシートに関連する特性と環境要因をあげる
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』(114~117ページ)又は『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』(138~145ページ)の【自閉症・発達障害特性解説の手引き】を参考に、関連する特性と環境要因を付箋紙に書きだして特性と環境要因の欄に貼ります。
ステップ6:支援計画を立てる
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』又は『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』の【自閉症・発達障害特性解説の手引き】を参考に支援計画を付箋紙に書いて貼ります。
ステップ7:解答例を配布する+大判「自閉症特性かるた」で写真撮影
終わりに解答例を氷山モデル解説の資料で確認します。
よろしければ大判「自閉症特性かるた」で記念撮影、是非、画像付き方向をお待ちしています。
【読み上げ用大判文字カードデータ(プロジェクター用としても使えます)】
【大判氷山山モデルシート】 研修会場に広げて置いておく
※この演習には、最低グループに1つば、書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』 又は 『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』を必要とします。
●関連のリンクです
★青本『フレームワークを活用した自閉症支援』はこちらから(エンパワメント研究所)
★緑本『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』はこちらから(エンパワメント研究所)
★セット特価★ 「フレームワークを活用した自閉症支援」シリーズ2冊セット定価 3,740円 → セット価格 2,992円
Amazonでの購入ご希望の方は下のリンクからお願いします。
Facebookページはこちら
facebookページ ※facebookページのIDがない場合も観覧はできます。ご覧ください。