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理解のコミュニケーションの支援の4つの視点

2017年11月16日
by mizuno
受容コミュニケーション, 特性, 自閉症, 視覚的支援
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理解のコミュニケーションのポイント

 

理解のコミュニケーション(受容コミュニケーション)について解説しています。
まずは下の記事をご覧ください。

・受容(理解の)コミュニケーションの特性/自閉症特性カルタで深める

・受容コミュニケーション及び基本概念・スキルのアセスメントについて

 

理解のコミュニケーションの支援はシンプルです。本人が理解できる情報で本人にあわせて整理して伝えることです。その支援で気を配る4つの視点を紹介します。

 

●どんな情報で伝えるか?

まずは、本人が理解できる情報で伝えることが何より重要です。そのためにはまず、理解のコミュニケーションで紹介した方法でアセスメントを実施します。そのアセスメントでは、本人が理解している情報の形態(P合格の形態)と、もう少しで理解できそうな方向にある情報の形態(E芽生えの形態)がわかりますが、支援で使うのはあくまで理解している合格している形態を活用します。芽生えの形態は、課題にする部分(学習する部分)です。

理解のアセスメントの詳細はこちらをご覧ください。

 

●どのくらいの幅か?

視覚的な情報を言葉などの様々なプロンプト(手がかり)を、どのくらいの幅で伝えるかも重要です。ここで幅とは言葉などの様々なプロンプト(手がかり)だといっぺんに伝える量になります。視覚的な情報だと、伝える量や提示する数になどになります。
自閉症の特性を考えると、本人にあわない幅で伝えると部分的にしか理解できなかったり、混乱があったり、記憶の維持が難しかったりします。

 

●どのように整理して伝えるか?

特に視覚的な情報は、個々の特性にあわせて整理して伝えることが大切です。例えば上から順番に並べたり、意味まとまりに境界をつくったりします。それぞれの伝える内容に合わせて整理して伝える構造化を活用されることをおすすめします。

言葉も整理して伝えることが大切です。順番を工夫したり、起承転結にしたり、いくつかに分けて話したりすることが大事です。視覚的な情報とあわせて伝えることもします。

視覚的構造化 の視覚的明瞭化s

 

●処理のスピードは?

意外と意識されないのはスピードです。時間をかけると理解できるのに、支援者が不必要なプロンプト(手がかり)を提示することで自立の芽をつまんでしまったり、指示待ち、プロンプト依存になったりする場合があります。

 

 

●情報理解・スキルアセスメントシートで評価を記録する

ここで紹介しましたアセスメントをまとめるシートが『情報理解・スキルのアセスメントシート』です。これに評価し、記入し、活用します。

情報理解・スキルアセスメントシートver05
※情報理解・基本アセスメントシートver.05(エクセル)
※情報理解・基本アセスメントシートver.05(PDF)
※情報理解・基本アセスメントシートver(記入例)

※クリックしてダウンロードしてください。

※書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』または『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』とあわせてご活用ください。

 

評価はPEP3※TTAP※などの評価基準と同じPとEとFを参考に活用させていただいています。

P=理解している。活用できる

E=部分的にできる。まだ活用するには汎用していない

F=理解していない。活用は難しい

アセスメントをした後は、『個人情報シート』に集約して、またはそのまま支援を具体化する時の参考にします。

※『個人情報シート』エクセルファイルはこちら
※『個人情報シート』PDFファイルはこちら
※書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』または『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』とあわせてご活用ください。

 

支援の中で活用するのはPの理解している情報です。Eは基本的には課題にします。個々の状況によってはもう少しのタイプを活用する時には何らかの追加の支援が必要になります(例えば写真をトビー:その物だけを切り抜いた写真、カットアウトにする等)。

 

※【引用文献】

●日本版 PEP-3 自閉症・発達障害児 教育診断検査 [三訂版]/E.ショプラー著者代表 ; 茨木俊夫日本版監修 ; 服巻智子訳者代表/川島書店

●自閉症スペクトラムの移行アセスメントプロフィール TTAPの実際/エリック・ショプラ゜、ゲーリー・メジホフ、マイケル・チャップマン、ジョン・トーマス 監修:梅永雄二 監訳:今本繁、服巻智子

 

ここで使用しています写真等は、個人または事業所・学校等で作成するヒントとして公開しています。記事のSNSへのシェア、記事のリンクの掲載は歓迎します。しかし、個人及び団体の資料、講演、セミナーへの転載はご遠慮ください。

 

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