先日、「児童発達支援センターぐるんぱ」で、歯科検診を実施しました。
健康診断と同じように、小さなステップと視覚的な見通しを個別に設定しています。
歯科検診では、口の中に物を入れらるために、日頃から口の中に歯ブラシなどを、個別の環境設定や視覚的な手立てを準備しながら練習をしています。
歯科検診当日も、日頃の視覚的な指示を活用し、そして習慣化したものを活用して実施します。
医療支援は、視覚的指示がすべてではありません。日頃から習慣化して、少しずつステップを含むことが重要です。
【見通しを伝える視覚支援】
終わりが明確にすることが大切です!
目標設定も一人ひとりに個別化しています。先生の近くによって接触する人から、口をあけて歯科の器具を口に入れるところまで幅広く設定しています。
何より重要なことは、終わりを明確にし、終わったら好きな活動があるという見通しです。おやつ等の好きなことは、終わりを強調します。
一人ひとりの様子には違いがあり、あとでその様子や歯科医師の先生からのアドバイス等も親御さんにお伝えします。
今回、数人難しい園児もいましたが、しっかりと一人ひとりのステップを踏んでいます。
歯科医師の先生から、、
「こんなに口をあけることが多いのはビックリしました」
「日頃の積み重ね、個別の手だても有効ですね」
とお褒めの言葉を受けました。(もちろんアドバイスもうけました。大変勉強になりました)
日頃のスタッフの丁寧な繰り返しの療育が力になっていると感じます。
【順番や待つを伝える視覚的指示】
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