【般化プロセスシリーズ】
*関係理解・般化の困難さ
* 般化のポイントは「変わる部分」「変わらない部分」!
*自立・般化のポイントと3つのステップ!
●般化プロセスシート
「般化プロセスシート」は、般化のポイントおよび3つのステップを課題ごとに書き出して整理するシートです。「般化プロセスシート」は、自立の広がりである般化を3つのステップで書き出すシートです。
●般化プロセスのためのアセスメント
般化にアプローチするときには、いくかのアセスメントが必要になります。
とくに課題になっている内容の背景になっている以下の内容を書き出し参考にしていきます。
- 課題に関する本人の特性
- 課題に関する環境・状況
- 課題に関する本人の気づき
- 課題達成に参考になる
- 本人の強みや社会資源
般化プロセスでは、常にこの内容を意識します。
●課題内容に含む変わらない部分、変わる部分
課題=教えたい事柄(概念(意味)、動作、行動、機能的スキル、考え方、ルールの理解、対人関係など)1つ1つを整理すると、その内容の基本となる「変わらない部分」と、基本に付随する様々な状況である「変わらない部分」になります。
この2つを書き出すことで、何を明確に指示し、何を例題・事例・応用としていくかが整理できます。3つのステップの計画の前に書き出してみます。
●3つのステップを書き出す
般化プロセスで重要な3つのステップの計画を具体化して書き出します。
STEP1では、1対1の場面を中心に、何を基本にして教えるのか?どんな視覚的手立て?工夫をするのか?さらに基本を深めるための例題は何か?を項目にあわせて書き出します。
STEP2では、1対1、自立場面を中心に、STEP1の手立てを活用したり、調整したりした手立てや工夫、さらに深めるための事例の設定を書き出します。
STEP3では、応用的なスペースや地域エリアでの設定を書き出します。
●般化プロセスシートは補助シート
「般化プロセスシート」は補助シートです。般化したい内容にあわせて自立課題シート、氷山モデルシートとあわせて計画を立てます。
概念学習、基本動作、機能的スキル:自立課題シート、自立課題アセスメントシート
行動、自己認知、STS、対人関係:氷山モデルシート
自立支援・行動支援・そして般化についてのワークショップが計画されています。
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