発達障害市町サポートコーチでの市町の訪問の日程が決まってきました。水野22市町回ります。
3年前に市町の支援体制に1年間関わった上でまとめたBLOGの記事を再構して数回でお伝えします。
4年間市町(村)を回っての結論は、発達障害者支援体制の主はやっぱり一次支援である市町村であることです。
私の本業、サポートコーチの役割は明確です。2次相談窓口を発達障害者支援センターとして、各市町(広島は村がない)の1次相談窓口・一次支援体制の普及啓発する仕事です。
4年前に市町を回った時には「県発達障害者支援センターが楽をするための役割ですか?」と言われ。
ついつい
「今の地域支援体制では、近所のコンビニの場所をたずねてきた発達障害者に、「発達障害について詳しくありませんので、発達障害者支援センターに行ってください」と言って発達障害者支援センターの地図をわたしているようなもんだ」
と言ってしまいました。今では、市町の支援体制の重要性が少しずつ浸透してきたように思います。
広島だけではないと思いますが、地域での自閉症・発達障害への対応にはたくさんの課題があります。
押さえておく必要があるのは、発達障害の特性を事情を考えると、
「2次相談窓口」があるから大丈夫ではなく、1次相談窓口での発達障害の対応が急務だと私は考えて仕事をしています。
詳しくは、少しずつwebで書いていきます。
おおざっぱに羅列しますと。。
自閉症・発達障害相談支援はスタートからの成功を支える支援(長期記憶の配慮)
自閉症・発達障害相談支援は情報の整理統合の支援(情報のシンプル化)
自閉症・発達障害相談支援は地域のOJTにつなげる支援(般化への配慮)
自閉症・発達障害相談支援は一般行政窓口も範囲
自閉症・発達障害相談支援の対象者は幅広く多い
自閉症・発達障害相談支援の関連内容も幅広い
など
とにかく発達障害に特化した支援体制を身近な地域につくる必要があります。
様々な先駆的なモデルがあるとおもいますが、多くのモデルはウルトラマン・モデルのような気がします。これについては別の機会に。
言えるのはウルトラマン・モデルは地域支援体制をダメにするということです。
あの人がいなければダメ、あの施設がなければダメ、なんてありえないのです。
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