書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』で紹介してます特性の解説手引きに関連の『自閉症特性かるた』を自閉症啓発と支援者の特性理解を目的として公開しました。
本日の『自閉症特性かるた』は・・・
【せ】精いっぱい やればやるほど しかられて
自閉症の人は、1つのことに集中すると私たちが想像を絶する量と精度(正確さ)を上げることがあります。
しかし、時にそのまじめさが周囲から注意を受けることがあります。
「手をぬくことができずに時間がかかりすぎる」
「ほどほどの理解が難しい」
「力が入りすぎる」 などです。
その状況によって力加減やスピード、精度(正確さ)を調整することが難しい自閉症の人は、脳の使い方、体の使い方に余裕がなく、疲れやすさにつながる人もいます。
【関連の特性】
- 注意注目の特性
- 関係理解の困難さ(状況にあわせた力の入れ具合や精度スピードの調整)
- 微細運動・粗大運動の困難さ
【教育・支援の方向性】
- 状況ごとでの注目する部分を視覚的に提示、できた部分でフィードバックする
- 力の入れ方、精度(正確さ)などは、表や図などを用いて教える
- 手の抜き方も本人にあわせて伝える
- クールダウンする場所、時間、方法を設定する。
※詳細は以下の書籍『フレームワークワークを活用した自閉症支援』114~117頁、『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』138~145頁の特性解説の手引きをご覧ください。
※啓発デー等での自閉症特性かるたのカードを活用いただくと嬉しいです(書籍、ホームページ、FacebookページQRコードの紹介もお願いします)。写真つきの報告もお待ちしています。地域での非営利な啓発活動では事前確認は必要ありません。
(自閉症特性かるた)
監修・文:水野敦之
絵:宗貞由貴子
●関連のリンクです
★青本『フレームワークを活用した自閉症支援』はこちらから(エンパワメント研究所)
★緑本『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』はこちらから(エンパワメント研究所)
★セット特価★ 「フレームワークを活用した自閉症支援」シリーズ2冊セット定価 3,740円 → セット価格 2,992円
Amazonでの購入ご希望の方は下のリンクからお願いします。
Facebookページはこちら
facebookページ ※facebookページのIDがない場合も観覧はできます。ご覧ください。