書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』の自閉症・発達障害特性シートの項目ごとに関連の自閉症特性かるたを紹介します※特性かるたの作成についてはこちら。『自閉症特性かるた』は自閉症啓発と支援者の自閉症特性理解を目的として作成されました。
本日の『自閉症特性かるた』は・・・
【ひ】広がらない自然に・自動的に 余暇や遊びの具体的に計画的に
自閉症の人にとって自由時間、余暇は曖昧でわかりにくいものです。
何をやっていいのか、終わりはいつなのか、見通しがない時間です。
余暇も具体的にわかりやすい状況(例えば、やり方、終わりなどの見通しを視覚的に伝える)を設定し、教えることが大切です。
余暇は自然なもの、余暇は自由なもの、という発想ではなかなか余暇の広がりをサポートできないと考えます。
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では、余暇の方向性として、1対1でのアセスメントと教えるを強調しています。
◆1対1でのアセスメントと教える様子
【関連の特性】
【教育・支援の方向性】
- 余暇も計画的に具体化する
- 「いつ」「どこで」「何を」「どのように」「どうなったら終わりか」「終わったら何か」で余暇・遊びの設定
- 余暇こそ構造化・視覚化、整理統合の手だてを活用する
- 余暇・遊びも1対1の先生と勉強の場所でアセスメントし、教える
※詳細・支援計画は、書籍の中の自閉症特性解説の手引きをご覧ください
※自閉症特性解説の手引きはパート1『フレームワークワークを活用した自閉症支援』に掲載されています(114~117頁)。
※また、パート2『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では新しいバージョンが掲載されています(138~145頁) 。
※啓発デーでの自閉症特性カードを活用いただくと嬉しいです(書籍、ホームページ、FacebookページQRコードの紹介もお願いします)。写真つきの報告もお待ちしています。地域での非営利な啓発活動では事前確認は必要ありません。
(自閉症特性かるた)監修・文 水野敦之 絵:宗貞由貴子
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