書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』の自閉症・発達障害特性シートの項目ごとに関連の自閉症特性かるたを紹介します。※特性かるたの作成についてはこちら
『自閉症特性かるた』は自閉症啓発と支援者の自閉症特性理解を目的として作成されました。
本日の『自閉症特性かるた』は・・・
【ほ】ほっとけないよ
十円多い財布の残高
このエピソードは実際の支援場面であったものです。10円が余分にあって混乱を起こされました。
自閉症の人は、変化の対応の困難さがあります。あるべきことが無いことは混乱します。
財布にあるはずのお金が足りなかったり、多かったりしたときにも混乱されたケースがありました。
1つの部分に強くイメージすると修正ができない注目も、このエピソードに影響しています。
普段からの変更を伝える方法を持つことと、時には想定しないことがおこることも視覚的な情報と事例をつかったイメージトレーニングが必要になります。
【関連の特性】
【教育・支援の方向性】
- おこった変化を伝えことと、次の見通しを伝える
- 変化や偶然の状況に対して、事前に予告したり、対処法を教えたりする。
※詳細・支援計画は、書籍の中の自閉症特性解説の手引きをご覧ください
※自閉症特性解説の手引きはパート1『フレームワークワークを活用した自閉症支援』に掲載されています(114~117頁)。
※また、パート2『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では新しいバージョンが掲載されています(138~145頁) 。
※啓発デーでの自閉症特性カードを活用いただくと嬉しいです(書籍、ホームページ、FacebookページQRコードの紹介もお願いします)。写真つきの報告もお待ちしています。地域での非営利な啓発活動では事前確認は必要ありません。
(自閉症特性かるた)監修・文 水野敦之 絵:宗貞由貴子
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