書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』の自閉症・発達障害特性シートの項目ごとに関連の自閉症特性かるたを紹介します※特性カルタの作成についてはこちら。『自閉症特性かるた』は自閉症啓発と支援者の自閉症特性理解を目的として作成されました。
本日の『自閉症特性かるた』は・・・
【も】もう少しで終わりはいつ終わり?
もう少し待ってはいつまで待つの?
自閉症の人は見通しを持つことが困難です。
いつ終わりか、いつまで待てばいいのかが明確ではないと、見通しが持てなくて不安や混乱を持つ方もいます。
また、もう少しのような抽象的な表現では、その幅を理解することが理解できないことがあります。
本人にとって具体的※にイメージできるように見通しを含めて伝えることが大切です。
※具体的な提示は、個別で違います。
「終わり」「いつまで待ちます」も文章の人もいれば、絵や写真などで伝える人もいます。
どのくらいも「おおよそ5分」の人もいれば、時計の印の幅、タイマーがなるまでと様々です。
個別化が重要です。
【関連の特性】
【教育・支援の方向性】
- 本人に理解できる情報で伝える
- 本人にあわせて見通しを伝える
特性かるた【も】を氷山モデルシートで解説
※詳細・支援計画は、書籍の中の自閉症特性解説の手引きをご覧ください
※自閉症特性解説の手引きはパート1『フレームワークワークを活用した自閉症支援』に掲載されています(114~117頁)。
※また、パート2『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では新しいバージョンが掲載されています(138~145頁) 。
※啓発デーでの自閉症特性カードを活用いただくと嬉しいです(書籍、ホームページ、FacebookページQRコードの紹介もお願いします)。写真つきの報告もお待ちしています。地域での非営利な啓発活動では事前確認は必要ありません。
(自閉症特性かるた)監修・文 水野敦之 絵:宗貞由貴子
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