まずこちら:「複数のことをいっぺんに教えない工夫」その1
自閉症・発達障害の人は、複数のことをいっぺんに処理することが得意ではありません。そこで指導や支援の時に、複数のことをいっぺんに教えない工夫が必要になります。
自閉症・発達障害の人への教育支援の中での工夫を数回にわけて紹介しています。
今回は。。。。
【教える部分と支援をする部分をわけて考える】
前回『一度に教える課題を1つに絞り込む』について記しました。
そのために意識したい視点の1つとして「教える部分と支援をする部分をわける」ということがあります。
1つの課題の計画を立てる時に、本人に課題として注目してほしい部分と、支援として設定する部分を意識して準備するといくということです。
例1)
課題の部分:2種類の分類
支援の必要な部分:材料などの整理統合の困難さと、注目できる部分
例2)
課題の部分:絵の指示に従って片づける
支援の必要な部分:材料や容器の整理統合の困難さ
例3)
課題の部分:コーヒー豆のはかってブレンドする
支援の必要な部分:複雑な手順の整理、空間の整理
このように、課題の部分と、支援の必要な部分を意識して、支援のある課題の設定を準備します。
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