●ハードルが高い支援は「できる部分」「やれる部分」から始める
自閉スペクトラム、発達障害の教育や支援において、様々な課題(自立支援・行動支援・自己認知支援など)は時間がかかります。とくにハードルが高い内容に関しては長期的な支援が必要です。
支援をするうえで、支援者が気になっている部分、重要な部分が、すぐに介入できる部分とは限りません。
支援者によっては、できない部分にばかり着目しすぎる場合があります。
しかし、そのような支援者はいつまでたっても、やりたい支援どころか、何の支援もできない、中途半端な状態になります。
今やれる支援に着目して取り組んでみると、それは小さなやれる部分でも、変化がでてきます。
気がつくと気になった部分にもつながったり、ハードルが高い部分はすでに解決していたりすることもあります。
ただ支援は点ではなくて面や立体的なものですので、小さな点が面になり立体化すると相乗効果も生じてきます。
できない点に悩むより、できる点を繰り返し継続することが大切で、近道なのです。
●アセスメントも同じ
アセスメントでもそうです。わからない部分を一生懸命探しだしても何もアセスメントできない。
できるアセスメントからわかる部分を繰り返し累積的に記録をとると、いつの間にか重要なアセスメント情報、プランニングにつながってきます。
●始めて継続する意味
下に紹介してます二冊の書籍では、始め継続することを強調しています。
フレームワークシートを使った支援も、わからない、書けないと何も始めないのであれば結果がでにくいのです。書ける部分から書き始め、それを続けることがシートの書き方と支援のスキルアップにつながります。
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