書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』で紹介しています『自閉症・発達障害特性シート』を多くの皆さんに活用していただくために、特性の解説をしていきます。本日は『注意注目・転導性や切り替えの困難さ』です。
●切り替えの困難さ
自閉症の人は、全体よりも細分を強く注目することで、1つこと(活動や視点など)から切り替えが難しい切り替えが難しい場合があります。
【支援の方向性】
- 現在、注目していること(活動や視点など)の終わりを伝えて、次のこと(活動や視点など)を伝える(first~,then~=まずは~、それが終わったら次は~)
- 「いつ」「どこで」「何を」「どのように」「どうなったら終わりか」「終わったら何か」の6つの情報で見通しを伝える
- 「終わりと次」を習慣化する
>>気になると他の視点になるのが難しい場面も。。。
●転導的な行動・注目
自閉症の人は、全体よりも細分を強く注目することで、強く刺激・情報に引っ張られてアッチ・コッチに注目が移りかわることで転導的な行動が観られることがあります。
【支援の方向性】
- 引っ張られている、無視できない刺激や情報を統制する
- 関係ない刺激や情報を、「関係ない」と教える
切り替えの困難さと転動的な行動に関しては解説動画をアップしてます。
●関連のリンクです
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