●物理的構造化には境界の要素があります
構造化の境界の要素に関して整理しています(まずはこちら)。今回は物理的構造化に関して整理します。
物理的構造化は、環境、教室、部屋の構造化で、エリアの設定と刺激の統制の2つの視点があります。
物理的構造化は、空間(環境)に境界を設定するとも考えられます。。
●物理的構造化の境界
物理的構造化で重要な境界は、『自分が今活動する場所』とそれ以外になります。
境界内は、その時間の活動の場所で、それ以外の場所は、その時間は関係無い場所です。スライドにしてみましたのでご覧ください。
物理的構造化の1つのアイデアがエリアを設定です。1つのエリアを多目的に使わないで1つの目的にします。そのときはその1つのエリアと他のエリアを明確にするために、マットやライン、パーテーションを使います。
次に刺激の統制ですが、パーテーションなどの刺激の統制により、注目すべき部分と無視していい刺激・情報に境界を作ります。
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